電気自動車
ゼロ・エミッション = 排出ガスゼロ。
当社は、走行時のCO2(二酸化炭素)排出量をゼロにすることができる「電気自動車(EV)」の
研究・開発に積極的に取り組んでいます。
電気自動車の制作事例⑧:三重交通株式会社様
ベース車はいすゞエルガ(型式QPG-LV234N3)乗車定員は75人です。 バッテリー等の電気装置をエンジンルーム内に収めているため、室内の座席をつぶすことがなく標準車と同等の定員を確保することができます。また1500W100V電源を装備しており、災害時の非常用電源として活用することができます。
2014年3月31日より営業運行を開始。近鉄線宇治山田駅、JR線伊勢市駅と伊勢神宮外宮、内宮をむすぶ路線バスとして1日8便運行しています。
電気自動車の制作事例⑦:株式会社東芝 様
株式会社オリエンタルコンサルタンツと株式会社東芝が実施する環境省の「平成24年度地球温暖化対策技術開発・実証研究事業」の実証事業のEVバスとして製作しました。
実証事業終了後の2014年3月より東京都港区のコミュニティバス【ちいばす】として、区内を循環運行しています(運行会社:株式会社フジエクスプレス)。ベース車は日野ポンチョ、乗車定員36人
電気自動車の制作事例⑥:岩手県北自動車株式会社様
平成24年度国土交通省の「地域交通グリーン化事業」の一環として製作し、
豊田通商株式会社を通じて岩手県北自動車株式会社に納車しました。
ベース車は日野レインボー乗車定員は54人です。
バッテリー等の電気装置をエンジンルーム内に収めているため、室内の変更はありません。
また1500W100V電源の搭載により、非常時の電源として活用することができます。
現在、平日はJR宮古駅から浄土ヶ浜を結ぶ路線バスとして運行しているほか、土休日は浄土ヶ浜園内循環バスとして運行されています。 また、夏~秋には観光用イベントバスとしての運行も予定されています。
電気自動車の制作事例⑤:佐賀県様軽トラック
佐賀県はEV・PHVの普及促進に意欲的に取り組まれており、
その事業の一環として2タイプの軽トラックEV改造製作を受託しました。
ベース車はダイハツのハイゼット。改造タイプは2種類で、リチウム電池搭載、急速充電対応型の【フルバージョンタイプ】と、 鉛電池搭載、普通充電対応の【コストダウンタイプ】です。
電気自動車の制作事例④:アルピコ交通株式会社様
長野県長野市が協力し、早稲田大学が主体となって進める「環境省チャレンジ25地域づくり事業」の実証試験用として製作し、納品しました。
ベース車両は 日野ポンチョ で、定員31人です。
先に製作した早稲田大学様向け電気バス WEB3 と同じく短距離走行・高頻度充電がコンセプトで、充電方法はプラグイン方式と非接触型給電方式を備えています。
実証事業は2014年3月31日をもって終了しました。2014年10月より長野市中心市街地循環バス「ぐるりん号」として運行の予定です。
【 WEB3も運行中 】
WEB3 もこの実証実験用に事業登録をし、運行を開始しています。この2車両は長野駅から善光寺を廻る循環ルートで運行中です。
(左写真:長野市中心市街地循環バス「ぐるりん号」(長電バス株式会社様)で実証走行中の WEB3)
実証事業は2014年3月31日をもって終了しました。
電気自動車の制作事例③:サントリーホールディングス株式会社様
サントリーホールディングス株式会社様サントリー天然水南アルプス白州工場・白州蒸留所の天然水工場見学者送迎用バスとして導入されました。
見学者受付と天然水工場を結ぶ往復約1.6キロを運行しています。 充電には、敷地内に設置してある2か所の急速充電器により、工場屋根でつくられる太陽光エネルギーを利用しています。
内装はサントリーホールディングス(株)様の仕様により白で統一した清潔感のあるインテリアとなっています。 室内後部に搭載したバッテリーは、小窓から内部が見えるようになっています。 また、窓上に設置したモニターには本日の使用電力・バッテリー残量が表示されるなど、 利用者がより電気バス、クリーンエネルギーの利用を身近に感じるようなしくみが施されています。
このバスには1500Wの100V電源が搭載されており、非常時などには車に充電した電気を車以外に有効活用することができます。
電気自動車の制作事例②:青森県七戸町様 電気バス
2010年12月の東北新幹線全通に伴う
七戸十和田駅開業に合わせ、弊社が製作した EVバスが豊田通商様を通じて青森県七戸町に納入されました。
現在はコミュニティバスとして活躍しています。乗車定員は25人です。ベース車は日野リエッセです。 この車には1500Wの100V電源が搭載されており、車に充電した電気を車以外に有効活用することができます。
この電気バス導入を含む青森県七戸町様の環境エネルギー推進プロジェクトが、 平成23年度「新エネルギー大賞」を受賞しました。 電気バス リエッセ は現在営業ナンバーを取得し、十和田観光電鉄様が運行しています。
電気自動車の制作事例①:早稲田大学様 電動バス WEB-3
平成21年度環境省 「地域産学官連携環境先端技術普及モデル策定事業」において早稲田大学様の電動バスの開発・制作を行いました。
WEB-3とは・・・
短距離走行・高頻度充電をコンセプトにしたバスで、最新の非接触充電装置とリチウムイオンバッテリーを搭載しています。
また、平成24年度より施行される予定の電動車両新基準をクリアした設計となっています。
早稲田大の新型電動バスが完成、埼玉県で実証実験へ(出展:レスポンス)
ハイブリッド自動車
ハイブリッド自動車の制作事例②:加越能バス株式会社様
国内で初めての「LPG燃料発電機を搭載した電気バス」
環境省の「平成24年度チャレンジ25地域づくり事業」の一環として株式会社アバンアソシエイツが事業委託され、弊社は車両製作を担当しました。
ベース車は日野ポンチョ。乗車定員は25人です。
車両後部にバッテリーやマイクロタービンを搭載しています。
実証営業運行は北陸新幹線の新高岡駅(2014年度開業予定)とJR高岡駅を結ぶルートを軸に
周辺の重要施設や商業施設を廻るルートで実施しており、1日約100kmを走行しています。
ハイブリッド自動車の制作事例①:日の丸自動車興業株式会社様
都心部の足として利用されている、日の丸自動車興業株式会社所有のマイクロタービンEVバス(シリーズハイブリッド方式)。
既存車両を生かし、更なる環境性能の向上を目的として次のようなシステム変更をおこないました。
①EVバスとしての走行距離を伸ばす為、蓄電池を鉛電池からリチウムイオン電池に変更。
②発電機能を有するシリーズハイブリッドバスとして外部への電力供給を可能に。
新生マイクロタービンEVバスは、「丸の内シャトル」「メトロリンク日本橋」として活躍しています。